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[旅の日記]

レーゲンスブルグ Regensburg  

 今日はレーゲンスブルグの市内観光です。
ミュンヘンからレーゲンスブルグへは、急行で1時間半。
急行といってもそこは世界のドイツ国鉄。
日本のJRと肩を並べるくらい、線路も車両も整備されていて、快適な旅です。
日本のように乗る前に幕の内というようにはいきませんが、こちらなりのやり方でビールと白ソーセージを駅の売店で買い込んでの乗車となりました。

 さてレーゲンスブルグは決して大きい町ではありませんが、整備されていてきれいな街です。
駅を出て旧市街地へ向かうことにしました。
日曜日ということもあって街に人影は少なく、目にするのは観光客ばかりです。
旧市街までの1km弱の距離を、急ぐでもなくポカポカ陽気の中を散歩していました。

 この街でひときわ目に付くのが、2つの突塔をそびえ立たせている大聖堂です。
ゴシック様式の塔で13世紀から14世紀にかけての建築です。
ウィーン少年合唱団に引けをとらないとうわさされるレーゲンスブルグ少年合唱団が有名ですが、この日はすでにミサが終わっておりその歌声を聴くことはできませんでした。

 大聖堂を越えて程なく行ったところに旧市庁舎があります。
ゴシック様式の大聖堂です。
レーゲンスブルグのそれは、こじんまりしていて地味な建物でした。

 ここでのお目当ては、やはりドナウ川でしょう。
ドナウ川辺に日向ぼっこをする、ゆっくりしたひと時を過すことです。
旧市庁舎から北に歩くと、やがてドナウ川にぶつかります。
川にはバスも往来する石橋がかかっており、そこを対岸まで歩いて渡ることにします。
橋の入り口の塔をくぐり、ドナウ川を見ながら石畳の橋を渡ります。
この日は日差しが強く、石畳がまぶしく感じたのでした。
さて対岸まで渡りきって後ろを振り返ると、そこにはドナウ川と石橋、そしてその向こうに大聖堂を観ることができます。
おそらくここがレーゲンスブルグで一番眺めのいいところではないでしょうか。

 再び旧市街にもどり、道端のカフェでアイスクリームを探したのでした。

   
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