世界の旅 欧州 ドイツ フランクフルト

[旅の日記]

フランクフルト Frankfurt 

 今回のドイツは、ルフトハンザの中継地。
ということで、ヨーロッパ旅行の行き帰りで、ともにドイツに宿泊するのでした。
11月といえば朝起きても、7時ごろは真っ暗です。
レストランでは、卓上のナイフ(フォークとセットになったものの片割れ)で、りんごを上手にむいているのを見て、感心させられました。
とはいえ、連日の旅の疲れで実は私はぐったりしていたのです。

 眠い目をこすりながら、外に出てみることにします。
フランクフルトで見所はというと、、、これが意外とないのです。
今日は時間もそれ程ないことから、せめてゲーテハウスだけでも訪れることにしました。
ドイツの文豪、ヨハン・ヴォルフガング・ゲーテが幼少時代をすごした家です。
5階建てのどこにでもあるような家ですが、ここでゲーテは「若きウェルテルの悩み」などを執筆したということです。
ヨーロッパらしくどの部屋も薄ら明るい感じで、明るい日本の部屋とは似ても似つかないところです。
どうも青い目をしたヨーロッパ人には、この程度の灯りで十分なのだそうです。

 さて11月も末のこの時期、広場ではクリスマスの装飾も飾り終え、平日というのに実にきらびやかな光景です。
ちょっとした広場だというのに、移動遊園地も着ており賑やかなものです。
ここは私もその雰囲気に加わろうと、ドイツ名物のソーセージを買い、ビール片手にかぶりつくことにします。
長細いソーセージを皿に丸めて入れてもらい、マスタードを付けて食べるのは、ドイツならではの楽しみです。
寒空の下、しばし冬のドイツの雰囲気を満喫したのでした。

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