[旅の日記]
パリ Paris

パリのシャルルドゴール空港の大きさにびっくりしたのもつかの間、まずはフランス料理に舌鼓と言うことになりました。
今朝ばたばたとイタリアを出てここパリに着いた時に、ちょうど昼になっていました。
向かったのは、ちょっと高めの清楚なレストランです。
きれいに盛り付けされた皿は、さすがフランス料理です。
こくのある濃いソースをたっぷりかけたステーキは、日本人の私に満足のいく味でした。
私にとって初めてのフランスとだけあって、まずはパリの有名どころ巡りです。
セーヌ川沿いを走るバスからは、川辺に浮かぶいくつものクルーザを見ることができます。
食事をしながらのセーヌ川クルージングが人気と言うことですが、おいしい食事を済ませてきたばかりの私にとって、想像することすら困難でした。
フランスにも自由の女神があるというのをご存知ですか。
自由の女神と言えばアメリカのシンボルですが、実はフランスから贈られたものなのです。
リュクサンブール公園には、立派なフランスの自由の女神がありました。
そして向かった先は、エッフェル塔です。
芝を敷き詰めた広場の中央に、エッフェル塔はそびえ建っています。
エッフェル塔はフランス革命100周年を記念し、1889年のパリ博覧会のために造られたものです。
324mの高さは、東京タワーのそれとほぼ同じです。
掲載している写真は、後日ブローニュの森へディナーを食べに行ったときに寄った、エッフェル塔の夜景です。
1345年に完成したゴシック建築のノートルダム寺院も、これまた有名です。
「聖母マリア」「最後の審判」「聖アンナ」の3つの門があり、壁には聖書物語と聖母マリアに関連する彫刻が施されています。
中に入ると、高い天井とステンドグラスからこぼれる陽が、教会の優美な様と厳かさを感じさせられます。
さて次なるコンコルド広場は、マリー・アントワネットがギロチンで処刑された場所です。
「ルイ15世広場」「大革命広場」とめまぐるしく名前が変わった後に、現在の「コンコルド広場」となりました。
中央には1833年にエジプトからルイ・フィリップ王に贈られたオベリスクがあります。
そしてパリのシンボルと言えば、やはり凱旋門でしょう。
エトワール広場のロータリーの中心にそびえ建っています。
これはナポレオンの提案で着工し、1836年に完成した門なのです。
ところが当日は凱旋門の改修作業中。
ホロで覆われた凱旋門の姿しか見ることができませんでした。
気を取り直して一路ベルサイユへ。
なんと本日のホテルは、ベルサイユにある古城ホテルなのです。
胸をわくわくさせながら、ベルサイユへ向かいました。
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