[旅の日記]
プラハ Phara

プラハに行ってきました。
今いるプロゼンからプラハまでは、電車で2時間弱。
一等車の優雅な旅です。
プラハの町並みは、ヨーロッパ独特の石畳の道路と石造りの家々で、街全体が飾られています。
プラハ駅から道路沿いを歩くと、オペラハウス、ボヘミア博物館等、趣のある建物が肩を並べています。
もちろんそれ以外のビルでさえも、石を積み重ねて作ったどっしりとした姿をしています。
ごく普通のビル、ホテル、レストランすべてに感動してしまうのでした。
さてプラハでは久しぶりの日本食を食し、先ず最初に向かったのはプラハ城です。
小高い丘の上にそびえるプラハ城に、坂を登っていくのも大変なので、山沿いから攻めることにしました。
トラムで丘を登りきり、裏手から入ります。
トラムは一回乗車が12Kc(約50円)の路面電車で、乗る前に切符を買います。
乗り込むとドアの近くの機械で、自分で切符のはさみを入れなければなりません。
めったに検札は来ませんが、無賃乗車が見つかったときの罰金は法外な額を要求されますので、真面目に切符を購入するべきです。
城は丘の上にプラハ市内を見下ろすように、細長く城壁がそびえ立っています。
そしてその中央にはバロック様式の礼拝堂があるのです。
訪れたのは初春で、まさに絶好の季節である「プラハの春」でした。
プラハ城を一通り廻れば、次はしばらく散策をすることにします。
プラハ城のふもとから対岸の旧市街とを石の橋が渡されています。
これが有名なカレル橋です。
橋の出入口は石の門とでも言うような、立派な石造りの塔が建っています。
そして橋の両端には、合計30体の聖人像が飾られています。
橋の上では、物売りや合唱等、人でごった返しています。
スリが多いと聞いていたので、肩に掛けていたディバッグの口はしっかりと押さえて歩いたのでした。
カレル橋を渡りきり程なく歩くと、旧市街広場にたどり着きます。
その中心にあるのが旧市庁舎の時計台です。
そしてその反対側には、とんがり屋根の建物があります。
これがティーン教会です。
プラハの町のどこにいても見えますので、この教会の屋根を目印に歩き回ることができます。
当日はハロウィンが近いということもあってか、広場には多くの店が出ていました。
ここでしっかりマリオネットを選んできました。
マリオネットもチェコを代表する代物で、近くにはマリオネットオペラの劇場が数件ありました。
公演が夜なので今回は我慢して、このお土産のマリオネットを買うことにしました。
旧市街広場からは、ティーン教会を左に見ながら共和国広場まで歩きます。
共和国広場でのお目当ては、火薬塔。
もともとは城壁の門であり、火薬庫として利用されていたので、このように呼ばれるようになりました。
さらにぶらぶらすること数時間。
夕食は新市庁舎の近くの日本料理屋で食事をして、帰路に着くことにしました。
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