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[旅の日記]

バンコク寺院めぐり กรุงเทพมหานคร 

 タイは仏教王国。その中でもバンコクには、数多くの寺院があります。
今日はバンコクの寺院めぐりを行うことにします。

 先ず最初に訪れたのは王宮およびワット・プラケオです。
このワット・プラケオの中にも数々の寺院が建っています。
本堂に入っていくと、そこは金色をちりばめた華やかな世界。
日本の寺院からは想像もつかないほど、タイの寺院は装飾豊かなつくりをしています。
しかしこの仏像はラーマ1世がラオス侵攻の略奪品として持ち帰ったと、伝えられているのです。
そして隣に並ぶ建物は金色の仏塔。屋根が金色をした仏舎利が収められた建物です。
スコータイ時代に建造されたとされる、いかにもタイらしい華やかな色彩です。
入り口の2体の像は、日本で言うところの仁王さんでしょうか。

   その隣は、寝釈迦寺とも言われるワット・ポーです。
ここは、バンコク最古にして最大の寺院です。
46mの仏像が横に寝転がっているのです。
私もタイ人にならって、1バーツコインを108個の器に順に入れていき、願いごとを唱えてみることにしました。

 その次には、暁の寺の別名を持つワット・アルン。
塔はキラキラ光る陶片を貼り付けてあるので、日差しを受けてまぶしく光ります。
今まで見てきた金色主体の寺とは違った華やかさがあります。

 さて次には場所を移して、大理石寺院へ。
正式名称ははワット・ベンチャマボピットで、屋根を除いたほとんどが大理石つくりの壮大な寺です。
入り口で守る2匹のライオンまでもが、大理石で作られています。
極めて近代意的な寺院で、大理石はイタリアから運んできたと言うことです。

 場所をチャイナタウン近くに移して、次に訪れるのは黄金仏寺院。
本堂に安置されている金の仏像は、ビルマとの戦乱の時には漆喰で固められ、略奪から難を逃れたとか。
時価120億円とも言われる価値があることを知り、改めて感心するばかりでした。

 次の目玉は、ウィマンメーク宮殿です。
ラーマ5世が住んでいたこの宮殿には、総チーク材による木造建築です。
宮殿内には数々の調度品が並べられ、タイ語と中国語および英語のガイドがついて、説明をしてくれます。
英語の説明を聞いていると、「係員から中国語のガイドはあちら」と間違われたのは、忘れることができません。
宮殿内を観て廻るだけで、1時間を有する広いところでした。

 ワット・サケットは、丘の上にある寺です。
丘の周りを螺旋状に造られた階段を登って行きます。
丘の名前は黄金の丘で、頂上にある黄金の仏塔には仏舎利が納められています。

 そこから車で帰る途中、面白いものを見付けます。
巨大なブランコが、突如として現れます。
ここも仏教寺院で、ワット・スタットといいます。
以前はこのブランコにぶら下がり祈りを捧げる儀式に使われましたが、今は廃止されています。

 本来は数日かけて廻るコースですが、超特急の市内観光となりました。
現地タイ人がついてきてくれ、タクシーとツゥクツゥクを駆使してガイドしてくれたおかげでした。

 
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