世界の旅 アジア タイ パタヤー・ビーチ

[旅の日記]

パタヤー・ビーチ พัทยา 

 パタヤはバンコクから車で2時間ほどのところ。
今回は南国タイの避暑地であるパタヤに、泳ぎに行くことにしました。
早起きしてバンコクを朝7:00に出たと言うのに、パタヤに着着いたころには既に9:00。
運転手にはここで夕方まで待たせていて、早速ラン島に渡るクルーザを手配しなければ。
定期船がないこともないが、これから後の行動に都合のいいクルーザを確保するために、値段交渉が必要だったのです。
ようやく交渉成立。クルーザは一路ラン島に向かうのだけども、これが揺れること。
波の上をフルスロットで走り抜けるのは傍で見ている分はいいのだけど、実際乗ってみると必死で手すりを握っていなければ振り落とされそうなのです。

 そうこうしているうちにクルーザはラン島へ到着。
浜辺にはパラソルがぎっしり並び、商魂たくましい島人が1席いくらと話を持ちかけてきます。
とりあえず自分の席を確保して、再びクルーザに。
ここではバナナボートやパラセイリングなどのマリンスポーツが楽しめるのです。
せっかく来たのだから、日本ではできないことをしなければ。
クルーザをパラセイリングの発着場につけてもらい、パラセイリングに初挑戦。
肩から救命道具とパラシュートをつけてもらい順番を待つこと5分程度、いよいよ順番がまわってきました。
高所恐怖症の私にとって無謀な計画かとは思っていましたが、いざ飛んでみると気持ちのいいこと。
モータボートで引っ張ってもらい、しばし空の散歩を満喫します。
時間が過ぎボートに不時着。ところが出発時に比べて手を貸す人間が多いのです。
皆が一様にチップを要求してくるのを振り分けて、クルーザに戻ってきました。
だって、パラセイリングで余分なお金を持って行ってなかったのだからね。

 パラセーリングで気分を良くして、次には水中散歩。
今度はおかかえクルーザをダイビング用の母船のところにつけてもらい、再び値段交渉を。
水中散歩インストラクターが1人付いて、水中を歩き回るもの。
宇宙服の上の部分を頭からすっぽりかぶり、ここに母船からホースを伝わって空気が流れてくるといったごくシンプルなもの。
本当にこれで身の安全が保障されるかって? それは海外のことですから・・・
水中では普段見たこともない南国の魚や、貝、イソギンチャクなどを観ることができます。
手袋をつけて実際にイソギンチャクに触れるのです。
インストラクターとの会話は水中なので、身振り手振り。
言葉の通じないタイですから、陸上で鍛えた技が生きたのでした。

 一通り遊び終えると浜に上がって昼食を。
決してきれいとはいえないのですが、いわゆる「海の家」でえびとかにの贅沢三昧。
タイでもえびやかには高級ですから。
でもハエがたかるのは、タイのどこに行っても同じです。
砂を噛みそうなチャーハン(タイ語でカオパット)でしたが、味は格別でした。
そして昼からは昼寝とスイミングを繰り返して、南国の避暑地で1日のんびり暮らしたのでした。

 
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