[旅の日記]
上海市街 上海市街 
日本から上海に来て空港でお目にかかるのは「リニアモーターカー」です。
浦東国際空港から上海市街地まではバスやタクシーがありますが、日本にはない乗り物といえばこの「リニアモーターカー」でしょう。
タクシーで35分くらいかかるところを、わずか7分で結んでいるのですから、乗る価値はあります。
途中2度ほどジェットコースターのように身体がのけぞるところがありますが、それを除けば420km/hの夢の乗り物でを体験することができます。
乗ったときはまだ本格開業前の試運転期間でしたが、試運転と言えども20分おきに発車し料金を取るのですから、本格運用と遜色ないものです。
入場券を持っていると、終点の駅で「リニアモータカー」の展示室にも入ることができます。
さて上海市街で最も有名なのは、「テレビ塔」です。
「東方明珠塔」と呼ばれている468mの塔からは、上海市内が一望することができます。
「テレビ塔」の地下には、昔の中国を再現した模型が展示されています。
もっとも、「テレビ塔」を外から眺めるには、対岸の「外灘(わいたん)」からの景色がお勧めです。
ここからは、夜になるとライトアップした「テレビ塔」を観ることができます。
また川を走る船から「テレビ塔」を眺めるのも、ロマンチックです。
そしてこの外灘自体も、中国とは異なる風景を持っています。
通りには、20世紀初頭に建てられた欧米の建築物が並んでいます。
それを観て歩くだけでも、おもしろいのではないでしょうか。
場所が変わって人民広場には、上海博物館があります。
芝生でいっぱいの公園内に突如現れた近代的な建物です。
ここは古い中国の仏像、陶磁器、絵画、印鑑、それに工芸品が数多く展示されています。
日本の博物館と違い、真剣に見て回ると丸1日を要する場所です。
歴史の好きな人なら、たまらないところではないでしょうか。
もちろん預園や上海老街も、上海で一番の観光地ですが、他で紹介されていますのでここでは割愛します。
三国時代に建てられた七層八角の龍華塔などもあり、近代都市上海にも歴史のあるものが残されているのが判ります。
旅の写真館(1)
(2)
(3)
(4)